iTunesで転送時に購入した曲の再変換を避ける

■はじめに

前回、iTunesで一部の曲だけビットレートを変えて転送する方法を色々試してみた。

しかし、今回の事の発端は、CDから取り込んだ曲(Apple Lossless)は転送時に変換したいが、iTunesやデバイスで購入した曲(AACに変換済)は再変換せずに転送したいということだった。

であれば、実はもっと簡単な方法があったので書いておく。

■CDから取り込んだ曲のみを転送する

要は、変換が必要な曲のみをPCから転送すればよい。
これを実現するには手動で管理する方法もあるが、この用途ならチェックのある曲のみを転送するように設定した方が良い。

事前にiTunesのライブラリ(デバイス上ではなくPCに保存している方)で、転送が不要な曲(この場合は購入した曲)のチェックを外しておく。
その後、「チェックのある曲のみを転送する」の項目にチェックを付ける。
ついでに、転送時のビットレート指定も行っておく。
あとは、デバイスのミュージックの設定で、ライブラリと同期するようにして、デバイスに設定を適用する。

これで、チェックの付いた曲のみが指定したビットレートに変換されて転送される。

■購入した曲をダウンロードする

購入した曲については、PCから転送せず、ネットから再ダウンロードする。

こうすれば、購入した曲(AACに変換済)については再変換が行われずに済む。



ということで、結局この方法に落ち着きました。
これなら自動同期の恩恵も受けられるし、購入した曲の再変換も避けられるので、当初の目的に一番合っているかと。