iPhoneでリモートデスクトップ接続してみた

とある事情により、外出先からリモートデスクトップで自宅PCを操作したくなったので、使えるようになるまでの手順をメモ。

結論から言うと、いとも簡単に使えるようになった。

アプリの準備

以前ならノートPCを持ち歩いているところだが、現在はiPhoneがあるので、簡単な操作ならこれで十分。
リモート接続用のアプリは何種類かあるが、自宅PCがWindowsなので、今回はMicrosoft純正のリモートデスクトップ接続アプリ「RD Client」を使うことにした。

https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-rimoto-desukutoppu/id714464092?mt=8

ちなみに、ネットで検索すると英語版の画面で説明されていることが多いが、現在(確認時はVersion 8.1.17)は日本語化されているので、あまり操作に戸惑うことはないだろう。

設定

一般的なリモートデスクトップの設定については以下を参照。

http://golden-monkey.info/?p=930

RD Clientの場合、アプリを起動したら右上の+をタップ。
次に、「PCまたはサーバーの追加」をタップ。
あとは通常のリモートデスクトップ接続と同じく、「PC名」にホスト名またはIPアドレスを設定、「ユーザー名」にユーザー名とパスワードを設定する。
設定後、右上の保存をタップすれば、現在の設定が保存され、最初の画面の「マイ デスクトップ」に表示される。

接続

「マイ デスクトップ」のアイコンをタップするとリモートデスクトップ接続が行われる。
なお、初回接続時はなにやら警告が表示されるが、右上の「承諾」をタップすれば処理が続行される。
成功すれば接続したPCのデスクトップが表示される。
失敗の場合、表示されたメッセージに従って原因を調べる。

ポート変更

上記の手順でもひとまず接続は可能だが、そのままでは見知らぬ他人が接続を試みる等セキュリティ上好ましくないので、実際にはリモートデスクトップのポートを任意のものに変更して使う方が望ましい。
ポートの変更方法は下記を参照。

http://www.floatgarden.net/server/remote_desktop_port.html

PC毎に使うポートを変えれば、1つのグローバルIPでも複数のPCへ接続を切り替えられるというメリットもある。